硬質ポリウレタンフォーム
Rigid polyurethane foam
よくある質問

Q & A
硬質ウレタンフォームの特徴(特徴、諸性質、用途など)
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硬質ウレタンフォームの一般物性および優れた性質はどのような点ですか?
硬質ウレタンフォームはプラスチックフォームの中で最も優れた断熱性能を有しています。これは微細な気泡の中に熱伝導率が極めて小さいガスを閉じ込めているからです。この為、硬質ウレタンフォームは他のプラスチックフォームや無機系断熱材に比べて、経済的な厚みで優れた断熱性が得られます。又硬質ウレタンフォームは施工現場での発泡が容易で、多くの材料と自己接着しますので複雑な構造物に対しても隙間の無い連続した断熱層を作ることができます。
保温材/断熱材の名称 種類 熱伝導率(23℃)
W/(m・K)密度
( kg/m3)使用温度
(℃)
(**)関連JIS A種硬質ウレタンフォーム
保温板1種 0.029以下 35以上 100以下 JIS A9511 2種1号 0.023以下 35以上 2種2号 0.024以下 25以上 2種3号 0.027以下 35以上 2種4号 0.028以下 25以上 B種硬質ウレタンフォーム
保温板1種1号 0.024以下 35以上 1種2号 0.025以下 25以上 2種1号 0.023以下 35以上 2種2号 0.024以下 25以上 建築物断熱用吹付け
硬質ウレタンフォームA種1 0.034以下(*) ------ --------- JIS A9526 A種2 0.034以下(*) A種3 0.040以下(*) B種1 0.026以下(*) B種2 0.026以下(*) A種ビーズ法ポリスチレン
フォーム保温板特号 0.034以下 27以上 80以下 JIS A9511 1号 0.036以下 30以上 2号 0.037以下 25以上 3号 0.040以下 20以上 4号 0.043以下 15以上 A種押出法ポリスチレン
フォーム保温板1種 0.040以下 20以上 80以下 JIS A9511 2種 0.034以下 25以上 3種 0.028以下 25以上 A種ポリエチレンフォーム
保温板1種1号 0.042以下 10以上 70以下 JIS A9511 1種2号 0.042以下 10以上 2種 0.038以下 20以上 3種 0.034以下 10以上 A種フェノールフォーム
保温板1種1号 0.022以下 45以上
130以下 JIS A9511 1種2号 0.022以下 25以上 2種1号 0.036以下 45以上 2種2号 0.034以下 35以上 2種3号 0.028以下 25以上 3種1号 0.035以下 13以上 3種2号 0.035以下 13以上 ロックウール ウール 0.044以下
(平均温度70℃)40〜150 650以下 JIS A9504 保温板1号 600以下 グラスウール ウール 0.042以下
(平均温度70℃)------ 400以下 JIS A9504 保温板24k 0.049以下
(平均温度70℃)24±2 250以下
(*)推奨設計値 (**)JIS 9501